ヨガ、YOGA、ヨーガ 呼び名は色々とありますが、どれが正しいのでしょうか?
サンスクリット語(梵語)で「o」は「オー」と発音するため、正しくは「ヨーガ」どちらかというと「ヨゥガ」と発音するそうです。
そして、現在では主に女性に人気のあるYOGAですが、もともとは男性の修行僧が中心に行っていました。(女性が全くいないわけではない)アメリカ発の「美容にいい」というイメージが先行し、女性中心の「ヨガブーム」になっていったようです。
しかも、女性の方が比較的体が柔らかい人が多いので、「ヨガ」というと、女性がなにやら柔軟なポーズをとっているイメージが強くなっている気がします。
そこでよく、体が硬くてもYOGAはできるの?やどうしたらYOGAがうまくなるの?というご質問を頂きますが、そもそもYOGAは体を柔らかくすることが目的ではなく、そのポーズをとった時にどう感じるかをご自身が観察することが大切です。それに、ポーズをとる経験を積み重ねていくことで、どうしても体は柔軟性を増してきます。その時に、体がもとから柔らかい人よりも、硬い(と思っている)人の方が、より体の感覚の違いを感じやすくなるでしょう。ということは、体が硬い(と思っている)人の方が、よりヨガを楽しめるわけです。
ポーズができたか、できなかったか、よりも、どう感じたかが大切なわけですから、うまくなる必要というのはそもそもないわけですね。同じポーズをとっていても、隣の人と違うのは当然のこと。子供のころからみんなと同じように!と言われて育ってきた私たちには、はじめ不安になることもありますが、人と違って当然、正解はないというYOGAの教えは、人生に通づるものがあるなと、日々感じております。
話はもとに戻りますが、サンスクリット語ではヨゥガと発音しますが、「ヨガ」というのが心地よければ、それはそれでよいのでしょうね。大切なのは、どう受け止めるか、なわけですから・・・